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オタクですがママ業やってます

絶賛、子育て中の甘党・コーヒー派、BL好き。子育て情報・趣味など綴ります。

発達障害の子どもを育てる環境はまだまだ整っていない。親が家庭でできること!

腐女子のママ業

発達障害を告白するとか、本を出すとか。
芸能活動されている方々のニュースをちらほら聞きます。

 

www.asahi.com

モデルの栗原類さんが自著「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」(KADOKAWA)を発刊されましたよね。この方は母子で発達障害と診断されたそうです。

母:なんでも細かく記憶しているタイプ
子:記憶できないタイプ

母子で補い合う形、二人三脚で乗り越えてきたそうです。

 

発達障害は少しずつ知られるようになってきました。ですが、まだまだ、保育園や学校などでは知識を持つ指導者が不足していて、いろんな問題があります。

 

news.biglobe.ne.jp

 

news.nifty.com

発達障害と思われる子どもは15人に1人くらいの割合で居るそうです。でも、そうした子ども達にどう対応すると良いのか。そうした知識を持つ人が非常に少ない。

保育士も学校の先生も、親自身もどうしていいのか解らず、困ってしまう。でも、本人がもっと困っている。今の保育園や学校はそんな状況なんですよね。

 

指導者になる人達に教育を!

まず、短大を卒業したばかりの保育士は社会経験も子育て経験もありません。そんな人達が「口で指示してもそれが伝わらない者」を大勢抱えて指導することなんて、できませんよね。

 

今は保育士が足りなくて引っ張りだこです。例え経験が浅い保育士でも、保育士の数を揃える為に採用される。そして保育士が現場に出てみれば、クラスに数人の「ちょっと違うんじゃないかな?」と感じられる子どもがいる。

 

子どものケアだけでも大変なのに、他の子と同じように動いてくれない子どもがいると保育士が追う責任や負担は非常に大きなものになります。能力云々ではなく、そんな過酷な状況下に保育士が置かれるのが現状なんですよね。先生自身がとても苦しんでしまう。そんな現状だと思います。

 

発達障害に対する知識・理解がない保育士が非常に多いのが現状です。そして、模範となる熟練の保育士の数も少ない。まずは、そんな状況を改善しないと保育園から発達障害の子は排除される傾向は改善されません。

 

保育士に知識があり、少しでも対応策・具体策を知っていたら全然違うはずです。その知識・情報を与える指導者が存在しない状況を改善すべきだと思います。

 

www.change.org

 

こんな境遇の人も居る。そうしたことを知っている人がひとりでも多くなれば、少しは社会が変わるかな。そう思います。

 

今は親の努力が子どもの将来を左右する

保育園にも学校にも発達障害の子どもの育て方を知る人が居ない。どうやって指導すればいいのか、身近に相談できる人がいない。

 

自治体の発達支援センターに相談しても「いっぱい話し掛けてあげてください」「専門家の医師に相談してください」が関の山。そもそも、相談するまでに数ヶ月かかる。

 

子どもは今、目の前に居るんですよね。親にとってみれば、一分でも一秒でも早く子どものためになることをしたい訳です。でも、困った時に相談できる場所がない。

 

結局は、インターネットなどを駆使して情報をかき集め、自分の子どもに合う情報を選別し、その中から信頼できる情報を拾い出す。

 

こんな作業を親がとにかく繰り返し、自分の力で子どもを導いていくしか無い。それが現状です。

 

・親がどれだけ努力をするか。
・親がどれだけ有益な情報を得られるか。
・親がどれだけ子どもに的確な力添えができるか。

 

全てはここにかかっていて、それができなければ子どもの将来が閉ざされる。親なんだから、それが当たり前だろう! なに甘えてるんだ! と思うかもしれません。でも、ね。

 

定型発達児が「ママ、コレなに?」とリンゴを指さすのとは訳が違うんですよ。

 

まず、他人に興味を示さない。物に興味を示さない。指を差さない。「なに?」と尋ねることをしない。「リンゴ」という言葉を口にできない。食べることはできても「それが食べ物である」と表現することを覚えられない。「実物」と「写真」と「イラスト」が全て同じ「リンゴ」と理解できない。

 

とにかく、たくさんのステップを踏まないと「リンゴ」ということ「食べ物」ということを理解・表現・発語できないんですよ。

 

子どもの発達障害は星の数ほど種類があります。子どもによって「できる」「できない」が違い、こうしたことがハッキリ解ってくるのは就学前くらいです。親は曖昧な発達段階・何ができないか手探りの子どもを手探りの状態で育てていくんです。

 

藁をも掴む

 

といいますが、手を伸ばした先に藁があるのか、どっちに手を伸ばせば良いのか、そもそも手を伸ばせる場所に自分がいるのか、何も解らない真っ暗闇の中でもがきながら親は解決策を探しているんですよ。本を読もうにも光がないから読めない。そんな状況でも、親がもがき続けてほんの僅かな手がかりから情報をたぐり寄せないといけない。そんな状況です。

 

こんな親の受け皿が身近な所にあると嬉しい・・・。そう思います。

 

 

専門家よりも「どうすればいいのか」「具体的な対策」が欲しい

で、大抵の自治体は「受け皿はあります!」「発達支援センターに相談を!」と言います。

 

でもね。親が欲しいのは「支援センターではなくて、わが子に合った具体的な指導方法・対策」なんですよね。

 

家庭でどんな風に子どもに接すれば良いのか。子どもにどうやって物事を伝えれば苦手なことや、できないことができるようになるのか。そういう、指導方法・導き方を知りたいんですよね。

 

椅子に座ってふんぞり返っている専門家なんて必要ない。親の願いは、発達障害の子どもが、現在の社会に出たときに生きていく方法・手段・技術・力を身につける方法を知ることなんですよね。

 

私はこの方法・情報を誰からも得られなくて、数年間、苦労し続けました。今も模索の日々です。でも、一番辛く、努力し続けているのは娘だと思います。

 

子どもに合った指導方法・療育法は簡単には見付かりません。でも、探せばあるんですよね。試す価値がある方法というのが。

 

その方法をわが子向けにアレンジして自宅で親が療育できる。それが簡単にできる環境が欲しい。そう思います。

 

有益な知識と具体策を、もっと身近に

保育士・教師・親、みんなが知識を簡単に得られる社会に・・・。そう願います。インターネットが普及して情報は簡単に得られるようになったはずなんですが、情報が氾濫し過ぎていて、自分が本当に欲しい情報が得られない。

 

そんなもどかしさを日々感じるようになってしまいました。これは発達障害云々に限ったことではないと思います。

  

私が参考にしている指導方法・具体策に関する本を紹介します。これは発達障害に限ったことではありません。

 

子育てしている人
子どもに何か教えている人
部下を持っている人
相手に物事を伝えることが苦手な人

 

そんな人達に読んで欲しい本です。人の行動を研究し、それに基づいた理論なので発達障害に限らず応用できる技・具体策で、自分の考え方次第でいくらでも応用できちゃうものです。

 

 

 

私が一番始めにABAと出会った本です。2歳の娘に実践して、実践した翌日から保育士が驚くような効果が出た本です。言葉だけで指示されても理解しにくい子どもに、どう物事を教えればいいのか。とても解りやすく紹介されています。

 

 

こちらの意図がなかなか伝わらない相手に、どうやれば伝えることができるのか。それを具体的な方法を紹介しながら解説してくれています。発達に遅れがあるな、と感じたママがいたら、ぜひ、これを読んで実践してみてください。

 

私が実践した具体的な方法

まず、私の娘は「保育士が絵本を読んでいる時間に座っていられなくてウロウロする」ということを指摘されました。

 

でも、自宅で私が絵本を読む時はちゃんと座って聞いています。一緒に本を読んでいるのになんで?! と思っていました。

 

とりあえず「座って話を聞く」ということを教えようと思いました。ココに座る、という指示を理解させる訳です。

 

(1)オモチャなど、気が散る物を排除した部屋に、子供用の椅子とちゃぶ台を置く

(2)ポテコ(お菓子)と短い絵本を用意する

(3)「座って」と言いながら椅子を叩いて娘を呼ぶ

(4)娘が座ったらポテコを1個食べさせる

(5)「絵本を読むよ」と言って、絵本を読む

(6)最後まで聞いたら「おしまい」と言ってポテコを1個食べさせる

 

これで「座るよう指示されて、座って、絵本が終わるまでじっとしていればご褒美が貰える」と娘は理解しました。

 

同じように椅子に座らせ、お絵かきやドリルをして、終わったらご褒美のお菓子、を繰り返しました。これで「指示されたら、座って終わるまで静かにしている」ということができるようになりました。

 

これをやった翌日、保育園に娘を迎えに行くと「お母さん! なにをやったんですか!!!」と保育士が血相を変えて駆け寄ってきました。これまで、全然座って絵本を聞かなかった娘が、他の子と同じように座って絵本の読み聞かせを聞いたそうです。

 

娘は「保育士が何を言っているのか解っていなかった」んですよ。私が自宅で言葉の意味と、どういう風に行動すればいいのか具体的な行動を教えたので、周囲の子の行動を見ながら記憶していた動作を実践した。そういうことなんですね。

 

幸い、娘は、予め言葉と行動をインプットしてやれば、周囲の状況を見ながら他の子と同じような行動を取ることができます。どれだけ沢山のパターンをインプットしてやるか、にかかっているんですね。

 

ド素人の私が、仕事から帰って自宅で数分指導しただけで、娘の行動が保育士が驚くくらい変わったんです。

 

たったこれだけのことで娘の行動が変わるのに、保育士にはそうした知識がないのか?! と唖然としたことを今でも覚えています。

 

親がやることは、とても簡単で「なんだ、そんなことか」と思うことです。でも、それを知る保育士や教師が少ない。そして、そうした事実を知る人が少ない。そんな社会だと思います。

 

定型発達者を中心とした社会ができあがり、少数派が生き難いのは当然で、仕方が無いだろう、と言われるかもしれません。でもね。そんな中でもみんな必死に生きているし、そうした社会に合わせられるよう、日々、努力し続けています。

 

そうした者達が居ることを理解して、ちょっと歩み寄る。そんな社会にであって欲しいと思います。甘えるな! とか、お前達メインの社会じゃない! という人も多いと思います。

 

でも、人は一人じゃ生きられません。支え合うことができる社会であって欲しいと思います。

 

 

他にも、発達障害・ABA(応用行動分析学)に関する本は沢山出ています。図書館などでも借りられますから、ぜひ、読んでみてください。

 

保育士も教師も、直ぐに活用できる具体的な対策法を知ることができます。親が自宅で実践できる対策が書かれています。パパもぜひ、読んでみてください。なかなか動かしにくい部下を動かす方法(に応用できる策)が書かれているかもしれません。

 

ぜひ、貴方に役立つ一冊を探してみてください。