オタクですがママ業やってます

絶賛、子育て中の甘党・コーヒー派、BL好き。子育て情報・趣味など綴ります。

マタニティマークによるトラブルは文化衰退とネットやスマホのせい?!

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マタニティマークについて、よく議論(?)が起こっていますね。

今朝も某ニュース番組で特集が組まれていました。

(↓ これはちょっと古いですけど)

www3.nhk.or.jp

どうして「マークを付けられない」とネタになるのか、マヂレスというか、ちょっと考えてみました。

 

本音と建て前の文化が崩れている?!

日本では本音と建て前とがありますよね。

私もよく母に

 

「相手の言葉を鵜呑みにしない」

「相手がどんな風に感じているのか想像する」

「相手のことを考えてから行動する」

 

と言われてきました。

 

日本人は昔から本音を隠し、その場を取り繕ったり、協調性を重んじようというような行動をとってきましたよね。

場の空気を読んだり、相手の立場に立つとか、人がどう感じるのかなど、想像力を働かせるということを日常的に行って来ました。

 

が、こうした機会が減っているように思います。

本音と建て前という文化が崩れてきているのかもしれません。

考え方、ビジネスの方法、個人の行動なども欧米化してきて(?!)

 

・考えを明確に相手に伝える。

・曖昧さを無くす。

・明文化するなど、後から振り返られるような「証拠」を残す。

 

こういったことが増えているように思います。

本音と建て前というものがある、空気を読む、相手がどう感じているのか考える、そういうことができない、想像できない、そもそも考える機会が減っているのではないでしょうか。

 

 だから、マタニティマークを付けている人の状況や立場、抱えているであろう事情を想像したり、考えたりする、ということに考えが至らない。

そうしたことができなくなっているように思います。

 

男性も女性も余裕がない

 人は衣食住が満たされて初めて安定した生活が送れると思います。

格差社会とか言われいますし、今は多くの人が衣食住を満たすために必死で、生活にも心にも余裕がないのかもしれません。

 

私も外で仕事をしている時は、子育てと仕事の両立、同僚にかける迷惑、子どものしつけ、保育園などの行事、人付き合い、親戚付き合いetc...

とにかく、考えなければならないことが多すぎて、いつもイライラしていました。

 

「この絵が動いて見えますか? 止まって見えますか?」

matome.naver.jp

こんなストレスチェックでは、全て、ストレスにめちゃくちゃ弱い!! ストレス超堪っている! という結果が出ていました。

そもそも、その絵、止まっているように見えたりするのかよ!!!! とテスト自体に怒りをぶつけるほど(^^;)

 

 心に余裕がないと、誰かを思いやったり、優しくしたりすることはできないですよね。

そうした人が多いのかもしれません。

 

ちなみに今の私(フリーランサーとして在宅ワーク派に転身した今)は、ストレスチェックでは、絵は止まって見えるか、少し揺れて見える。そんな風に変わりました。

 

本音が見えすぎる

 一番大きいのは本音が見えすぎることではないでしょうか。

 

今はインターネットが普及し、パソコンだけでなく、スマホタブレット端末などで簡単にネットにアクセスでき、多種多様の情報を得ることができます。

 

自分が欲しいと思う情報だけでなく、必要としていない情報・求めていない情報まで目に飛び込んできます。

 

数多くの人が情報を得やすい環境にありますし、情報を発信し易い状況に居ます。

現実社会では口にしにくいこともネットなら簡単に発現できる。そんな状況です。

 

・隠している本音を吐き出せる。

・現実社会では見えない本音がネットではよく見える。

・本音として吐き出されたことを「現実社会で本当に起こる現象」と思ってしまう

(建前社会を忘れている)

・ネットで見た本音を「実行している人がいるから真似てもいい」と思ってしまう人がいる(建前社会・秘める美徳を忘れている)

 

こうしたことが、無用・過剰な不安を煽り、妊婦がマタニティマークを付けることに恐怖を感じる原因になっているのではないでしょうか。 

 

皆、心の中で思うことは今も昔も変わっていないのかもしれません。

ただ、本音を外へ出せる環境が整っていて、それが見えてしまう環境も身近にある。

それが一番の原因でしょうね。

 

そういう私は付ける派だった

そういう私は、マタニティマークを付ける派でした。

私、貧血等でぶっ倒れる人だったんですよ。

妊娠中は貧血指数MAXで、医師から鉄剤を処方されていました。

いつぶっ倒れてもおかしくないし、倒れたら私の命もあるけど胎児も守ってもらわないと困るので、お腹がボコンと出て妊婦と外見で解るまでは付けていました。

 

妊娠初期って本当に命の危険があるんです。

いきなり大量出血してぶっ倒れることも、現実にあるんです。

(突然、嘔吐し、出血ブシャー!でぶっ倒れて、夫がドン引きしたことがありました。流産しちゃった時ですけどね・・・)

 

嘔吐し、それを抑えようとしたから逆流しちゃって気管が詰まり、呼吸困難に陥る、なんてこともありえます。

お腹に血液が集中していて脳の血流が減るから、突然、意識を失うこともあります。

妊娠中・後期は胎盤があるお陰で必要な血液量がめちゃくちゃ増えて、妊婦は1日の鉄分の必要量が通常時の倍になるんですよ。

 

本気で命の危機を感じるんですよ。妊娠初期って。

そして、妊婦には禁忌の薬とか、本当にあるんです。

助ける側にとっても、妊婦か否か。それって非常に重要な情報なんです。

 

そうしたことがパッと解るマークって、医学的にも重要な意味を持つものなんですよ。って、当たり前なんですけどね。

 

それなのに意図をねじまげて受け取り、ネタのように面白がって情報を拡散したり、それを本気にしてストレス発散のように行動に移してみたり・・・。

 

残念でなりません。

 

ちなみに、妊娠初期は起き上がる気力さえなくなるサイアクの二日酔いで、頭痛・吐き気・胸やけ・むかつき・倦怠感・気持ち悪さ等が、寝ても覚めても24時間、ず~~っと続く、という状況が3か月くらい毎日継続するんですよ。

 

飲み食い一切、受け付けない体になってしまって激烈痩せる人もいれば、何かを口にいれていないと気持ち悪すぎて失神するから、ずっと物を口に運び続ける人もいます。

 

水も飲めなくて入院して、点滴で栄養&水分補給しないとマヂで死ぬ人もいます。

 

匂いとか、温風とか、湯気とか。そうしたものが一切ダメで、吐き気がするし、めまいがして「死ねる」と本気で思うけど、「私はできる。大丈夫。平気なはず」と暗示をかけ続けて、夫のために食事を作る訳です。

 

人生でも指折りのサイアク経験をしている中、みんな、仕事に行くんですよ。歯、食いしばって、自分の責任を果たすために、クライアントのために、同僚に迷惑をかけないために、そして生活のために仕事に行くんです。

 

泣きながら、放心状態で、なんにもせずに家に籠もっていたいけど、爪の垢のような理性にしがみついて電車に乗って出勤しているのに「妊婦様ってひけらかしやがって!!」とツバ吐かれた日にゃ、殺意が芽生えるかもネ。

 

「男に中だしさせたバカ女のクセに」的なことをマヂで言う人も居るんですよねぇ・・・。目が点になりますよ。

マタハラ&セクハラ&パワハラが一気に押し寄せる瞬間があるからオドロキです。

 

妊婦は「自分の将来を支えてくれる、大切な働き手を生んでくれる人」です。手を合わせて拝んでおかないとね。

 

どんなに望んでも授からない人。

流産・死産という経験をした人。

子育てで辛い思いをしている人。

 

いろんな人が居るのは解ります。

私も流産した経験ありますから、その辛さは解りますし、

治療を続けたけれど子どもは諦めざるを得なかった親戚も居て、葛藤の日々を何年も送っているのを見てきました。

 

でも、だからって妊婦を攻撃するのは的外れです。言語道断です。

子どもを授かれた人だから、そう言えるんだ! という人もいるかもしれませんし、そうなのかもしれません。

 

でも・・・。命第一です。

日本人がよしとしてきた、秘める美徳、良い意味での本音と建て前

こうした考え方、文化は大切にしたいと思うんです。

 

社会は大きく変わってきていますが、妊婦さんには思いやりの心を持って接する社会であって欲しいと思います。

 

まぁ、・・・もう私は産まないけどネ。

ツライんだよ・・・妊婦生活って・・・。

人生であれほど全力を出した時期ってないと思う。

自由が利かない辛さ、命を預かっている責任。その重圧って凄いんだ。

お腹の赤ちゃんって、自分の子どもでエコー写真でも可愛いけど、

夫の子であり、自分の両親や義両親が待ち焦がれている孫でもある。

皆の期待を一心に背負い、命を腹に宿し続けるのって、本当にツライのよ。ねぇ?

 

帝王切開で出産だったから陣痛は未経験だけど、後陣痛はこの世の終わりだと思った。

痛すぎて、もう訳が解らなくて、意識が朦朧として、失神と覚醒を繰り返していて、後陣痛中の記憶が30時間分ほどポッカリと抜け落ちているんです。

男の人はアソコを切り落とされる恐怖を感じながら、30時間アソコをバットでぶん殴られ続けると思ったら解りやすいかも?

 

妊婦って、凄いコト・恐ろしいことを1年間で幾つも経験している(経験する)んですよ。だから、母は強しなんです。

 

って、ダラダラ書き続けてきましたけど、妊婦さんを見たら優しく見守ってあげてください。そして、ほんのちょっとでいいから勇気と善意を振り絞って、手を差し伸べてあげてください。

その善行は、必ずあなたに何らかの形で返ってくるハズです。お天道様はちゃ~んとみてるよ。梅雨の日でもね。